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全森連のご案内

世界最大規模の組合員で構成する日本の森林組合 全国森林組合連合会は、その全国組織です。

ご挨拶

 平素は、森林組合系統の業務運営につきまして特段のご理解、ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

  昨年は、豪雪にはじまり、相次ぐ台風の襲来や七月豪雨をはじめとした集中豪雨、そして、大阪北部地震や北海道胆振東部地震など、度重なる自然の猛威に見舞われた一年となりました。残念ながら多くの尊い命が犠牲となり、全国各地で生活・生産基盤や都市・交通機能に甚大な被害が発生しています。
 お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしいたしますとともに、被災地の皆様に心よりお見舞いを申し上げ、関係各位の復旧・復興へのご尽力に敬意を表します。

  さて、本年5月1日には、平成の御代から新しい時代へと替わる大きな節目を迎えますが、森林・林業施策についても、この座軸が大きく変わる局面に入っています。
  我々森林組合系統の永年の悲願であった「森林環境税(仮称)」及び「森林環境譲与税(仮称)」の創設が決定され、平成31年度から市町村、都道府県への譲与が始まる運びであることに加え、森林経営管理法が4月から施行され「新たな森林管理システム」の運用が始まります。
  これから森林組合系統は、施業集約化や低コスト化、国産材の安定供給といったこれまでの取組に加え、「新たな森林管理システム」の着実な実施に向け、森林所有者への意向調査や、経営管理実施権ならびに市町村森林経営管理事業の受託などに、全力を挙げて取り組んでいかなければなりません。
  戦後我々の先人達が植林した人工林が着実に成熟し、再生可能な国産資源として本格的な利用期を迎える今、新たな施策を有効に活用しながら、今一度「伐って、使って、植えて、育てる」という林業の健全な循環利用を再構築し、森林の多面的機能を十全に発揮させながら山村地域に活力を取り戻していく「林業の成長産業化」を強力に推進していくことが重要となってきます。
   そして、森林を適切に守り育て、「林業の成長産業化」を推進していくためには、担い手の確保・育成が不可欠であり、労働災害ゼロの実現に向け、林業労働安全の確立をはじめとした労働環境の改善にも取り組んでいかなければなりません。
  これらについては、昨年11月に開催した全国森林組合代表者大会において大会決議を行い、森林組合系統がこれまで培ってきた技術と能力を最大限発揮し取組を進め、組合員と地域の信頼に応えていくことを打ち出したところです。

  また、平成28年度から取組を開始した系統運動「森林・林業・山村未来創造運動」については折り返し地点を超え、平成32年度の最終目標達成に向け、追い込み段階に入っています。森林組合系統の事業実施態勢強化に向け、効率化や事業基盤整備、スケールメリットを活かした供給販売体制の構築、労働安全やコンプライアンスをはじめとした組織体制づくりなど、内からの改革を着実に進めてまいります。
  最後に、森林組合系統活動への引き続きのご指導、ご支援をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。


                                                             平成31年1月

                                                                                            全国森林組合連合会
                                                                                       代表理事会長  村松 二郎